点字ブロックの種類と違いを徹底解剖!誘導・警告と最新内方線の見分け方
点字ブロックの種類と違いを徹底解剖!誘導・警告と最新内方線の見分け方に関する深掘り解説を詳しく解説いたします。
複雑に見える街頭のバリアフリー設計ですが、敷設されている点字ブロックの基本構造は「誘導ブロック」と「警告ブロック」のわずか2種類に大別されます。見分け方は極めてシンプルで、表面の凹凸が「平行な線」を描いているか、「格子状の点」になっているかという違いに集約されます。
1つ目の誘導ブロック(通称:線状ブロック)は、移動すべき方向を案内するためのものです。ブロックの表面に数本の細長い凸線が平行に並んでおり、視覚障害者は白杖の先を滑らせたり靴底で凹凸の向きを感知したりしながら、線の伸びる方向へ沿って歩行します。直進するルートを示すため、通路の中央や改札口から階段へ向かう最短ルートなどに一直線に並べて敷設されます。
対する2つ目の警告ブロック(通称:点状ブロック)は、注意喚起や停止を促すサインです。表面には規則正しく突起(ドット)が並んでおり、その先が「危険な場所」であること、あるいは「状況が変わる分岐点」であることを知らせます。階段の登り口や降り口の手前、横断歩道の直前、エレベーターの前、そして誘導ブロックが直角に交わる交差点などに配置されます。このドットを踏んだ際、利用者は「ここで一旦立ち止まり、周囲の安全や進路を確認する」という行動を取ります。
日本点字図書館や盲人福祉団体の広報資料によると、この2種類の組み合わせによって、視覚障害者は「ここをまっすぐ歩き、ここで止まる」「この交差点で右へ曲がる」という空間認知を頭の中でリアルタイムに組み立てています。足元から送られる記号言語は、いわば都市空間に描かれた触覚のナビゲーションシステムなのです。