沖ノ鳥島は島か岩か?中国が異論を唱える真相と護岸工事の現在
沖ノ鳥島は島か岩か?中国が異論を唱える真相と護岸工事の現在とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
Q1:一般の観光客が沖ノ鳥島に上陸・旅行することは可能ですか?
A1:一般人の上陸や観光は原則として不可能です。定期的な民間定期船や航空路線は存在せず、周辺は浅瀬と激波に囲まれているため接岸自体が極めて危険です。上陸できるのは、国土交通省の保守管理関係者、海上保安庁の調査員、特別に許可された研究機関の学者などに限られています。
Q2:もし地球温暖化で沖ノ鳥島が完全に水没した場合、EEZはどうなりますか?
A2:国際法上、満潮時に完全に海面下に没して「低潮高地」と認定された場合、島としての法的地位を失い、半径200海里のEEZおよび領海の基点としての資格を喪失するリスクがあります。そのため日本政府は巨費を投じて護岸工事を実施し、さらにサンゴの移植・増殖などによって自然な堆積と海面上の維持を死守し続けています。
Q3:中国が南シナ海に造成した人工島と、日本の沖ノ鳥島は何が違うのですか?
A3:根本的な違いは「もともと自然の陸地が高潮時に存在したかどうか」です。中国が南シナ海で行ったのは、満潮時には水没する暗礁や浅瀬を大規模に浚渫・埋め立てて巨大な陸地を人工的に造った行為であり、国際司法機関(常設仲裁裁判所)からも違法と判断されました。一方、沖ノ鳥島はもともと海上に露出していた天然の島を波食から守るために防護壁を築いたものであり、国際法上正当な国土保全行為にあたります。