トリートメントとコンディショナーの違い!美髪に導く正しい順番と新常識
トリートメントとコンディショナーの違い!美髪に導く正しい順番と新常識を詳しくリサーチ! 読者が気になる トピックの裏側を分かりやすく展開します。
ヘアケアの現場で最も頻繁に寄せられる疑問の一つが、「両方使ったほうがいいのか」「使うとしたらどちらが先か」という問いです。都内のトップサロンで月間数百人の髪質改善を手がけるスタイリスト陣の証言を統合すると、その解答は極めてシンプルかつ論理的です。
もし両方を同じ日に併用する場合、美容師が教える正しい順番は例外なく以下のフローになります。
【正しい塗布順序】:シャンプー ➔ トリートメント ➔ コンディショナー
なぜこの順番でなければならないのか。理由は毛髪の浸透経路にあります。シャンプーによって髪表面の皮脂や汚れが落ち、適度な水分を含んでキューティクルが開いた状態は、内部補修成分を迎え入れる絶好のタイミングです。ここにまずトリートメントを塗布することで、低分子のタンパク質や脂質がコルテックス深部へとスムーズに吸着・浸透していきます。
そのトリートメント成分を軽くすすいだ後、仕上げにコンディショナーを馴染ませます。コンディショナーに含まれるコーティング成分がキューティクルをしっかり引き締め、外側に保護膜を張ることで、先ほど浸透させた補修成分が外へ逃げ出さないよう「フタ」をする役割を果たします。
もしこの順序を逆にして「コンディショナーを先に塗布」してしまうと、髪表面に強固な油膜コーティングが先に形成されてしまいます。その上からいくら高機能なトリートメントを重ねても、油膜がバリアとなって内部まで成分が届かず、大半がそのまま排水口へ流れ落ちてしまうのです。
では、そもそも「両方使う必要はあるか」という点についてですが、毛髪診断士の見解としては、全員が毎日両方を使う必要はありません。近年のトリートメントは技術進化が目覚ましく、内部補修と表面コートの双方をハイレベルで兼ね備えた処方が増えています。カラーやブリーチを繰り返した重度の乾燥毛やハイダメージ毛であれば「内部補修+フタ」の二重構造ケアが有効ですが、健康毛や軟毛の人が毎日両方を重ねると、油分過多で髪がペタンと潰れてしまい、スタイリングが崩れる原因になります。