マトンとは?ラムとの違いや定義・臭み消しの極意を徹底解説
マトンとは?ラムとの違いや定義・臭み消しの極意を徹底解説に関する詳細情報を丁寧にまとめました。詳細な解説をご覧ください。
「ラムとマトンは単なる呼び方の違い」と誤解されがちですが、畜産業界および国際流通基準(豪州のAUS-MEATやニュージーランド規格など)において、その境界線は極めて客観的な数値と生物学的特徴によって引かれています。
最大の見分け基準となるのが「月齢」と「永久門歯(前歯)の本数」です。羊は成長に伴って乳歯から永久歯へと生え変わります。生後1年未満で永久歯が1本も生えていない状態が「ラム」、生後1〜2年未満で永久歯が1〜2本生えた状態が「ホゲット」、そして生後2年以上経過し永久歯が2本以上(あるいは完全に生え揃った)成羊が「マトン」と定義されます。
日本国内ではラム肉が広く流通していますが、世界的な食文化、特に中東、南アジア、イギリス、中央アジアなどでは「成熟したマトンのほうが深い旨味と出汁が出る」として圧倒的に珍重されています。肉質の特徴としては、筋繊維が太くしっかりしており、噛むほどに凝縮されたイノシン酸などのアミノ酸が溢れ出す点が挙げられます。