赤こんにゃくとは?なぜ赤いのか信長の由来と栄養・味の違いを徹底検証

赤こんにゃくとは?なぜ赤いのか信長の由来と栄養・味の違いを徹底検証とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。

赤こんにゃくの最大の特徴である鮮やかな赤褐色。一見するとキムチや激辛調味料を練り込んだように見えますが、辛味は一切ありません。この独特の色味を生み出しているのは、食品添加物として認可されている三二酸化鉄(さんにおうかてつ)と呼ばれる鉄分由来の成分です。

滋賀県近江八幡市周辺の老舗こんにゃく製造元の資料によると、一般的なこんにゃくが生芋やこんにゃく精粉をアルカリ水溶液(水酸化カルシウムなど)で固めるのに対し、赤こんにゃくは製造工程で三二酸化鉄を均一に混ぜ合わせて作られます。三二酸化鉄は無味無臭の鉱物由来成分であり、加熱しても色落ちせず、煮汁を赤く染めないという極めて実用的な特徴を備えています。

近江八幡では、地元の冠婚葬祭において「派手でめでたい朱色」を食卓に取り入れる習慣が根付き、お祝い事の煮物はもちろん、精進料理の彩りとしても重宝されてきました。現在では滋賀県を代表する特産品・名物として、全国の美食家や健康志向層から高い支持を集めています。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest