横笛の吹き方徹底解説!音が出ない決定的な理由とプロ直伝の上達術
今注目を集めている 横笛の吹き方徹底解説!音が出ない決定的な理由とプロ直伝の上達術について、多角的な視点をご紹介しています。
初心者向け横笛の吹き方のコツにおいて、最も精密なコントロールが求められるのが、唇の構え方である正しいアンブシュアと唇の形です。ここが崩れている限り、どれほど練習時間を重ねても安定した発音は望めません。
太鼓センターや和楽器ひろばなどの専門指導機関が口を揃えて強調するのは、「軽く微笑むように唇を横に引き、真ん中にごく小さな隙間を開ける」という技術です。口笛を吹くように唇を前に突き出してしまうと、息の束が太くなりすぎてエッジに当たる空気の圧力が分散してしまいます。上下の唇を軽く横に引き、左右の口角にわずかな緊張感を持たせつつ、唇の中央に幅2〜3ミリ、縦1ミリ程度の扁平な楕円形の穴を意識してください。
次に極めて重要なのが、息の角度と吹き込み方のコツです。唄口に唇をあてる際の手順は以下の通りです。
まず、唄口を正面から下唇の中央に軽く押し当て、唄口の穴を下唇で約3分の1から半分ほど塞ぐポジションを作ります。そこから笛を外側へ少し回転させ、唄口が真上を向く位置へ戻します。このとき、吐き出す息の角度は水平ではなく、斜め下45度方向を目がけて細く長く吹き込みます。自分の手首の内側に息を当ててみて、鋭く冷たい感触が1点に集中して伝わる状態ができていれば、理想的な息の束が完成しています。
あわせて、横笛の持ち方と構え方の基本も見直しましょう。右利きの構えの場合、右手を外側(管尻側)、左手を内側(唄口側)に配置し、指の腹の柔らかい部分で指孔を塞ぎます。このとき、両肩をリラックスさせて肘を自然に張り、楽器を水平からやや右下がりに傾けるのが伝統的な美しい構えです。笛を唇へ押し付けすぎると唇の柔軟性が失われ、繊細なアンブシュアの微調整が効かなくなるため、「触れるか触れないかの絶妙な密着感」を維持することがプロの共通見解です。