カワウソはペットにできる?飼育規制の真相と後悔する過酷な現実
カワウソはペットにできる?飼育規制の真相と後悔する過酷な現実とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
結論から言えば、日本国内でカワウソをペットとして飼育すること自体は、法律上「完全に不可能(全面禁止)」というわけではありません。しかし、合法的に飼育を始めるためのハードルは極限まで高くなっています。
ペットとして流通してきた主な種であるコツメカワウソは、2019年にワシントン条約(CITES)附属書Iへ掲載されました。これにより、学術研究などの例外を除き、商業目的の国際取引が原則として全面禁止されています。これに伴い、日本の国内法である「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)」も厳格化されました。
現在、国内で正規に取引できる個体は、規制強化以前から飼育されている個体か、正規登録された親から国内で繁殖した個体に限られます。さらに、個体識別を行うためのマイクロチップ装着と、一般財団法人自然環境研究センターが発行する国際希少野生動植物種登録票の取得・管理が義務付けられています。登録票のない個体を売買・譲渡することはもちろん、受け取ることすら重い処罰の対象となります。