赤ちゃんがミルクを吐く原因と危険サイン|受診の目安を徹底解説
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赤ちゃんがミルクを吐いた際、最初に見極めるべきポイントは「全身状態」と「吐き方」の2点に集約されます。厚生労働省の母子健康手帳等でも注意喚起されている通り、乳幼児の嘔吐には経過観察で良いものと、一刻を争う緊急事態が明確に分かれています。
最も安心できる材料となるのが、赤ちゃんが吐いた後も機嫌が良いという事実です。口元からダラダラとミルクが垂れたり、授乳直後に少量をコポッと戻したりしても、その後普段通りに母乳やミルクを欲しがり、手足を元気に動かしてあやせば笑うような状態であれば、過度に慌てる必要はありません。この状態は医学的に「溢乳(いつにゅう)」と呼ばれ、成長に伴う消化器の発達とともに自然と消失していきます。
一方で、警戒しなければならないのは「嘔吐の勢い」と「吐瀉物の性状」です。新生児がミルクを噴水状に吐く現象が授乳のたびに連続して発生する場合や、吐瀉物に黄色〜緑色の液体(胆汁)、あるいは血が混ざっているケース、さらには乳児の嘔吐で熱なしの理由を探る中で「お腹が異常に張っている」「ぐったりして視線が合わない」といった症状を伴う場合は、重大な消化器疾患のサインとなります。