検便が出ない時はどうする?提出直前のピンチを救う採取裏ワザと対処法
検便が出ない時はどうする?提出直前のピンチを救う採取裏ワザと対処法について徹底解説いたします。詳細な分析をお届けします。
検便キットを手渡された際、「当日の朝に採らなければいけない」と思い込んでいる方が非常に多く見受けられます。しかし、受診当日の朝に都合よく自然な便意が訪れるとは限りません。医療機関が推奨する検便は何日前から取れるかという採取猶予期間は、一般的な大腸がん検診(便潜血検査)の場合で「検査日を含めて3日前〜4日前」から採取可能です。2回法(2日分提出)の場合は、受診日前の数日間に分けて採る設計になっています。
ここで鍵を握るのが検便保存方法と期限の真相です。便に含まれる血液成分(ヒトヘモグロビン)は非常に熱に弱く、室温に放置されると短時間で細菌によって分解されてしまいます。せっかく病変からの微量な出血があっても、分解されて陰性と判定される「偽陰性」を招く危険性があります。
採取後の容器は、必ず付属のチャック付きポリ袋や遮光袋に入れた上で、冷蔵庫(チルド室や野菜室でも可)に保管するのが医学的な鉄則です。「冷蔵庫に便を入れるのは衛生的に抵抗がある」という場合は、アルミホイルで容器を遮光し、密閉できるジップ付き袋を二重にして専用の小型タッパーに入れれば庫内の食品に触れる心配はありません。冷凍庫に入れると細胞が破壊されて正確な判定ができなくなるため、凍らせる行為は厳禁です。