インスリン抵抗性と肥満の悪循環を断つ!代謝改善の最新メカニズム

インスリン抵抗性と肥満の悪循環を断つ!代謝改善の最新メカニズムにまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

この病態を語る上で避けて通れないのが、善玉ホルモン「アディポネクチン」の存在だ。内臓脂肪型肥満が進行すると、血中のアディポネクチン濃度は著しく低下する。アディポネクチンには血管を修復し、インスリンの効きを良くする作用があるため、その消失は身体の防衛線が崩壊することを意味する。

日本の糖尿病・代謝内科学分野をリードしてきた東京大学名誉教授の門脇孝氏らによる一連パイオニア的研究は、アディポネクチン受容体(AdipoR)を介した代謝改善メカニズムを世界に先駆けて解明した。内臓脂肪が蓄積すればするほど、身体を守る善玉ホルモン自らが減っていくという残酷な構造が、内臓脂肪型肥満の最も恐ろしいトラップと言える。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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