「扶養内パートの年末調整は不要」は大損?2026年最新の書き方と真相

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パート先から書類が配られたら、具体的にどこをどう埋めればよいのでしょうか。実務で提出を求められる主要な申告書について、扶養内パートの年末調整書き方を分かりやすく順を追って解説します。

1. 給与所得者の扶養控除等申告書の記入例

この用紙は、会社に「私はこの会社で扶養控除等の適用を受けます(甲欄適用)」と宣言するための最重要書類です。提出しなければ、月々の税金が割高な「乙欄」で引かれ続けることになります。

  • あなたの氏名・生年月日・現住所:住民票に記載されている正確な情報を記入します。
  • 世帯主の氏名および続柄:夫が世帯主であれば夫の氏名を書き、続柄には「夫」と書きます(自身が世帯主なら本人の名前と「本人」)。
  • 配偶者の有無:有に〇をつけます。
  • 源泉控除対象配偶者欄の注意点:ここに配偶者の名前を書くのは「あなた自身の年間所得見積額が900万円以下で、かつ配偶者の所得見積額が95万円以下」の場合です。自身が扶養に入っているパートの場合、この欄には夫の名前を書きません(空欄にする)。多くの人がここで配偶者名を書いてしまい、差し戻しの原因になっています。
  • 障害者、寡婦、ひとり親等の該当欄:該当する場合のみチェックを入れます。

2. 基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書

近年様式が統合された「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 所得金額調整控除申告書」は、手取りを最大化するための重要書類です。

  • 給与所得者の基礎控除申告書の所得見積額の算出:「収入金額」には、その年の1月1日から12月31日までに支給される給与(交通費を除く額面給与)の見積もりを記入します。12月の給与が未確定の場合は、11月までの実績に12月の予想額を足して計算します。
  • 所得金額への換算式:給与収入が162万5,000円以下の場合、給与所得控除額は一律55万円です。したがって、「所得金額 = 給与収入金額 - 55万円」となります。例えば年収が100万円であれば、所得見積額は45万円(100万円-55万円)と記入します。
  • 配偶者控除等申告書の年収計算詳細まとめ:パート自身が配偶者の扶養に入っている側であれば、この用紙の配偶者控除欄を自ら埋める必要はありません。この申告書は「配偶者を養っている世帯主(夫など)」が、配偶者の所得を記入して自らの職場で控除を受けるために使うものです。

3. 源泉徴収票の確認方法と現在のパート控除枠

12月下旬から翌年1月にかけて手渡される源泉徴収票の確認方法と現在のパート控除枠も知っておく必要があります。「支払金額」がその年の総支給額(額面)であり、「源泉徴収税額」が最終的に納めた税額です。年末調整が正しく行われていれば、年収103万円以下の場合、源泉徴収税額はきれいに「0円」と記載され、超過徴収されていた分は12月給与とともに返還されます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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