草笛光子の若い頃が美しすぎる!Skd時代から名作までの圧巻軌跡
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美貌のモダンガールとして一世を風靡した草笛光子は、1970年代に入ると円熟味を増し、日本映画界の巨匠たちから熱烈なオファーを受けるようになる。その最たる例が、名匠・市川崑監督との邂逅だ。
金田一耕助シリーズの金字塔『犬神家の一族』(1976年)において、彼女は犬神家の三姉妹の一人・梅子役を怪演。遺産相続の狂気に憑りつかれ、嫉妬とプライドが交錯する凄絶な人間ドラマを生々しく演じ切った。
若い頃のまばゆい気品をあえて封印し、血走った視線と冷徹な声音で人間の業を剥き出しにする演技は、観客の背筋を凍らせた。市川崑監督の緻密な陰影美のなかで放たれたその凄気は、彼女が単なるスター女優ではなく、人間の深淵を描き出す本格派の演技者であることを天下に知らしめた。