Freetel極はなぜ消えたのか?栄光と倒産の真相を徹底追跡
Freetel極はなぜ消えたのか?栄光と倒産の真相を徹底追跡の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
SAMURAI KIWAMIが市場に投じた一石の大きさは、今振り返っても極めて特異なものでした。2015年当時のSIMフリー市場といえば、2万〜3万円台のミドルレンジ機(ASUSのZenFoneシリーズやファーウェイのP8liteなど)が中心であり、「格安スマホ=性能はそこそこ」という認識が一般的でした。そこに突如として、大手キャリアの8万〜10万円クラスに匹敵するFREETEL SAMURAI KIWAMI スペックを引っさげて登場したのが本機です。
MediaTek製のオクタコアプロセッサ「Helio X10」を採用し、RAM 3GB、ROM 32GB、さらには6インチ・WQHD(2560×1440ドット)の超高精細液晶と指紋認証センサーを凝縮。背面に日本の伝統美を意識したデザインを取り入れ、和柄の特別限定モデル(雅・極の漆塗りバックカバーなど)を投入するブランディングも大きな話題を呼びました。発表会で壇上に立った増田薫社長(当時)の強気なプレゼンテーションは、多くのユーザーに「日本のモノづくりが世界を相手に復活する」という夢を抱かせたのです。