歯がボロボロな芸能人の真相|なぜ放置?激変した現在の姿と治療費

歯がボロボロな芸能人の真相|なぜ放置?激変した現在の姿と治療費について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。

芸能人の劇的なビフォーアフターを目にすると、「お金さえ払って前歯をすべて真っ白なセラミックに差し替えれば、歯周病も虫歯も一発で解決する」と考えがちですが、これには極めて危険な誤解が含まれています。

いわゆる「クイック矯正」と呼ばれる短期間のセラミック被覆治療には、重大な代償が伴います。乱れた歯並びを短期間で整ったように見せるためには、健康な天然歯を大きく削り落とし、神経(歯髄)を抜く「抜髄(ばつずい)」を行わなければなりません。神経を失った歯は血液供給が途絶えるため枯れ木のようにもろくなり、硬いものを噛んだ際に歯根破折を起こす確率が跳ね上がります。

さらに、被せ物の縁(マージン)と歯肉の境目に適合不良が生じると、そこにプラークが滞留し、内部で虫歯が再発する二次カリエスや、急速な歯周組織の破壊を招きます。「テレビで見かける真っ白すぎる歯」にしたタレントが、数年後に歯茎の退縮によって黒い境界線(ブラックマージン)を露出させたり、再治療を余儀なくされたりしている事例は水面下で後を絶ちません。表面的な白さだけを追い求め、土台となる歯周組織や噛み合わせのバランスを無視した治療は、長期的に見れば口腔崩壊の再来を招くだけです。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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