一本番線の結び方完全版!プロ直伝の絶対に緩まないシノの締め方と3つのコツ
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建設現場において、番線の結び方は工種ごとに最適化されています。特に鳶職人が行う足場仮設と、大工が行う型枠工事では、結束に求められる力学的アプローチが異なります。
足場作業における足場番線の締め方手順では、風圧や振動による「共振緩み」を防ぐことが最優先されます。足場板や幅木を固定する際は、番線を部材に2周巻き付けてからシノを当てることで、パイプとの接触面積を増やし摩擦力を最大化させます。これが現場の番線結束安全基準を満たす基本所作です。
一方、コンクリート打設時の側圧に耐える必要がある型枠工事の番線結束方法では、通称地獄締めのやり方が威力を発揮します。地獄締めとは、番線を対象物の両側から交差させてタスキ掛けにし、シノで締め上げることで部材同士を極限まで引き寄せる技法です。通常の締め付けと異なり、逆回転方向への緩みが発生しにくい構造的ロックがかかります。
なお、鉄筋工事ではハッカーを使った番線の巻き方(0.8mm〜1.2mm程度の細い結束線用)が用いられますが、3.2mm前後の太いなまし番線には必ず「シノ付きラチェットレンチ」や「番線シノ」を使用します。道具の特性と番手のマッチングを誤ると、十分な締め付けトルクを得られません。