ムスカ大佐の本名の意味とは?「パロ」「ウル」の真実と王族分家の秘密

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作中で最も有名な呪文「バルス」は、ラピュタ語で「閉じよ(自壊・封印)」を意味する滅びの言葉です。トルコ語で「平和」を意味する「barış」が語源の一つとも言われていますが、劇中設定としてはラピュタの軍事力とテクノロジーを完全に停止・破棄するための最終安全装置(セーフモード)でした。

興味深いのは、ムスカが知っていたラピュタ語の呪文が「城の防衛システムを再起動させる言葉」や「雷(巨大プラズマ兵器)を放つ言葉」など、力による支配のための命令文ばかりだった点です。

一方、シータが祖母から教わっていたのは「困った時のおまじない(リィテ・ラトバリタ・ウルス・アリアロス・バル・ネトリール=我を助けよ、光よ甦れ)」や、命を育む言葉、そして最悪の暴走を止める「バルス」でした。力による支配を求めた分家の知識体系と、命の尊厳を守るために言葉を継承した本家の思想。2つの系統の差異が、物語の結末を分ける決定打となったのです。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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