建国記念日」と「建国記念の日」の違いは?なぜ「の」が付くのか歴史の真相
建国記念日」と「建国記念の日」の違いは?なぜ「の」が付くのか歴史の真相について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をお届けします。
それでは、なぜ2月11日という具体的な日付が祝日として選ばれたのでしょうか。その起源は、奈良時代に編纂された歴史書『日本書紀』の記述にまで遡ります。
『日本書紀』の記述によると、初代天皇とされる神武天皇が即位した日は「辛酉(かのととり)の年の春正月庚辰(かのえたつ)の朔(ついたち)」と記されています。明治時代初期、日本が太陰暦から太陽暦(グレゴリオ暦)へと改暦した際、当時の天文学者や暦学者たちが計算を行い、この即位日を太陽暦に換算した日付が2月11日でした。
現代の歴史学・考古学においては、神武天皇の即位年をそのまま実在の年代として特定することは困難とされていますが、古代より国家の象徴的起点として語り継がれてきた日付が、そのまま現代の祝日の根拠として受け継がれています。