ノミに噛まれた跡の正体と治し方|ダニとの違い・消えない黒ずみ対策
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ネコノミという名称ですが、猫だけでなく犬やタヌキ、ネズミ、そして人間にも無差別に吸血行動を行います。近年は室内飼育の猫であっても、ベランダへの出入りや飼い主の靴底・衣服に付着して持ち込まれたノミによって家庭内感染が広がるケースが多発しています。
成人の場合、ノミ刺されは強い局所症状で済むことが多いものの、免疫系と皮膚バリアが未成熟な幼児・小児は症状が劇的に重症化する傾向があります。
子供がノミに刺されると、アレルギー反応が広範囲に及び、刺された部位だけでなく手足全体がパンパンに腫れ上がる「ストロフルス(急性丘疹性蕁麻疹)」を引き起こすリスクが高まります。激しい痒みに耐えきれず皮膚を掻きむしり、傷口から黄色ブドウ球菌などが侵入すると、あっという間に全身へ広がる「伝染性膿痂疹(とびひ)」へ移行します。
ノミは病原体の媒介者でもあります。ノミを介して感染する代表例が「猫ひっかき病(バルトネラ菌)」です。刺された部位の化膿に加え、数週間後に太ももの付け根(鼠径部)や脇の下のリンパ節がピンポン球のように腫れ上がり、38度以上の発熱を伴う場合は、単なる虫刺されと放置せず迅速な小児科・内科受診が求められます。