家康の原点を巡る!出世城・浜松城公園の桜と隠れた名所徹底案内
話題沸騰中の 家康の原点を巡る!出世城・浜松城公園の桜と隠れた名所徹底案内について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
徳川家康が29歳から45歳までの激動の17年間を過ごした場所、それがこの城である。三方ヶ原の合戦をはじめとする数々の試練を乗り越え、やがて天下人へと駆け上がった史実から、いつしか人々はここを「出世城」と呼ぶようになった。歴代城主の多くが江戸幕府の要職に就いたことも、その伝説を揺るぎないものにしている。
園内を歩いて真っ先に目を奪われるのが、豪快極まる野面積み石垣だ。自然石を加工せずにそのまま積み上げたこの石垣は、400年以上もの風雪に耐え、往時の荒々しい姿を今に伝えている。隙間が多く一見すると無骨だが、排水性に優れ、地震にも驚くほど強い。見上げる角度によって表情を変える巨石の陰影は、戦国乱世の生々しい息遣いそのものだ。
石垣の上に凛と立つ浜松城天守閣へ登れば、眼下には遠州平野と浜松の市街地が一望できる。晴れた日には遠く太平洋や富士山まで見渡せるこのパノラマビューは、天下を狙った武将たちが見つめた視界と重なり合い、胸に迫るものがある。