排卵後何日で生理は来る?高温期の目安と16日以上続く理由を解説
排卵後何日で生理は来る?高温期の目安と16日以上続く理由を解説について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。
ネット上の妊活コミュニティや掲示板では、「排卵検査薬が陽性になったのに生理が遅れた」「基礎体温が二相にならない」といった悩みが頻繁に投稿されています。ここには、排卵の仕組みに関する重大な誤解が潜んでいます。
まず押さえるべきは、排卵検査薬陽性後の生理予定日のズレです。市販の排卵検査薬は、排卵を引き起こす引き金となる「LH(黄体形成ホルモン)サージ」を検出するものであり、排卵そのものをリアルタイムで確認する機器ではありません。通常、検査薬が最も強い陽性を示してから24〜36時間以内に排卵が起きるとされていますが、強いストレスなどがあるとLHサージが起きたにもかかわらず卵胞が破裂せず、数日後に改めて排卵が起きるケースがあります。この場合、本人が思い込んでいる排卵日と実際の排卵日にタイムラグが生じ、計算上の生理予定日になっても生理が来ない事態が発生します。
また、排卵後体温が上がらない原因としては、主に以下の3点が臨床現場で指摘されています。
第一に、測定環境や手技の不備です。基礎体温は起床直後、身体を動かさずに舌下で精密に測定する必要がありますが、口の閉じ方が緩かったり、測定時刻が日によって2時間以上ズレたりすると、グラフは簡単に乱れます。
第二に、黄体機能不全の兆候です。黄体から十分なプロゲステロンが分泌されない疾患で、高温期が10日未満で終わってしまう、高温期と低温期の体温差が0.3℃未満しかない、高温期の途中で体温がガクンと下がるといった特徴があります。黄体機能不全の場合、子宮内膜が十分に成熟せず、受精卵が着床しにくくなるため不妊の原因となります。
第三に、無排卵周期です。卵胞が発育せず排卵が起きていない場合、黄体が形成されないため体温はずっと低温期のまま推移します。排卵がなくても子宮内膜がある程度厚くなると破綻出血として生理のような出血が起こるため、「普段通り生理が来ているのに実は無排卵だった」というケースも珍しくありません。