承太郎のディスクはなぜ奪われたのか?記憶とスタンドの秘密を完全解剖
承太郎のディスクはなぜ奪われたのか?記憶とスタンドの秘密を完全解剖とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
空条承太郎が戦闘不能に追い込まれた舞台は、厳重警備が敷かれたグリーン・ドルフィン・ストリート重警備刑務所の面会室でした。無実の罪で収監された娘・徐倫を救出するために訪れた承太郎を待ち受けていたのは、綿密に仕組まれた二重の罠です。
黒幕であるプッチ神父のスタンド「ホワイトスネイク」は、元DIOの部下であるジョンガリ・Aの狙撃スタンド「マンハッタン・トランスファー」と連携。幻覚を見せるスタンド能力で承太郎たちの知覚を狂わせ、無数の銃弾を徐倫へと放ちました。
承太郎のスタンド「スタープラチナ」のスピードと「時を止める能力(スタープラチナ・ザ・ワールド)」をもってすれば、通常であれば敵を制圧することは容易でした。しかし、プッチ神父は承太郎が「何よりも娘の命を最優先する」という父親としての弱点を正確に見抜いていたのです。徐倫へ降り注ぐ銃弾を身を挺して庇った瞬間、止まった時間が解除され、生じた無防備な隙を突かれて頭部からDISCを抜き取られました。
プッチ神父の真の狙いは、承太郎を倒すことそのもの以上に、承太郎の頭の中に存在する「天国へ行く方法」の記憶でした。かつて承太郎が第3部でDIOを打ち倒した際、DIOが書き残していた「天国へ行くための研究ノート」を読んだ上で焼却処分していました。世界で唯一その内容を記憶していたのが承太郎だったため、プッチ神父は何としてもその記憶DISCを手に入れる必要があったのです。