雷の距離計算と危険度の見極め方!光ってから音の秒数でわかる避難基準

雷の距離計算と危険度の見極め方!光ってから音の秒数でわかる避難基準の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

屋外で雷雨に遭遇した際、雨を避けようと大きな樹木の下へ駆け込む行動は最も避けるべき危険行為です。

高い木は雷を引き寄せやすい性質を持っています。木に雷が落ちた瞬間、木よりも電気を通しやすい人体へと高電圧の電流が空気中を飛び移って直撃する「側撃雷(サイドフラッシュ)」が発生します。過去の落雷死亡事故の多くが、この木の下での雨宿り中に発生しているのが実態です。木の下にいる場合は、木の幹や葉先から最低でも4m以上離れた空間(保護範囲)へ退避し、姿勢を低く保つ必要があります。

一方で、意外と知られていない安全な避難場所が自動車の中です。金属製のボディで覆われた一般的な密閉車両は、物理学の「ファラデーケージ効果」により、車体に落雷しても電流が外側の金属フレームを通って地面へと逃げていきます。車内にいる乗員の身体には電流が流れない構造になっているため、屋外における優れた緊急退避シェルターとして機能します。

ただし、屋根が布製・ビニール製のオープンカーや、外装にFRP素材が多用されている特殊車両では十分な遮蔽効果が得られない場合があるため注意が必要です。また、車内へ避難した際は、金属フレームが露出しているドアノブや窓枠、車載機器の内壁に直接手で触れないよう姿勢を整えて待機してください。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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