オペラとミュージカルの違いは?歌い方やマイクの有無・歴史を徹底解説
オペラとミュージカルの違いは?歌い方やマイクの有無・歴史を徹底解説についての真相をご紹介します。
物語の進行における「セリフの扱い方」にも、両者の個性が色濃く表れています。一般的なミュージカルでは、日常会話のようなセリフのやりとり(芝居パート)が続き、登場人物の感情が高まった瞬間に音楽が流れ出し、歌やダンスへと突入します。
これに対し、伝統的なクラシックオペラには基本的に「日常的なセリフ」が存在しません。登場人物の会話や状況説明にあたる部分も、音程とリズムに乗せて歌う「レチタティーヴォ(叙唱)」と呼ばれる形式で進行します。そして、感情の頂点や心情の吐露は「アリア(詠唱)」という独立した独唱曲として歌い上げられます。
「会話まで全部歌うのがオペラ、普段は喋って盛り上がると歌うのがミュージカル」という認識は、作品の構造を捉える上で非常に的確な視点です。