血圧を下げるツボは本当に効く?耳や手を押すだけで変わる医学的根拠
血圧を下げるツボは本当に効く?耳や手を押すだけで変わる医学的根拠とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:ツボ押しを毎日続ければ、病院から処方されている降圧薬をやめることはできますか?
A1:自己判断での断薬は絶対に避けてください。ツボ押しは自律神経の過緊張を和らげる補助手段であり、器質的な動脈硬化や体質的なレニン活性を根底から変えるものではありません。薬の服用を突然中断すると、リバウンドによる急激な血圧上昇から脳卒中や心筋梗塞を招く恐れがあります。数値を安定させ薬を減らしたい場合は、主治医と相談しながら段階的に進める必要があります。
Q2:上の血圧(収縮期)と下の血圧(拡張期)で、押し分けるべきツボは異なりますか?
A2:厳密に「このツボは上だけ」「このツボは下だけ」と独立して作用するわけではありません。ただし、精神的興奮や怒りなど交感神経の急上昇による「上の血圧」には太衝や合谷が適しており、末梢血管の緊張が抜けず血管抵抗が高い状態が続く「下の血圧」には、全身の血流循環を整える降圧溝の軽擦や足元の温熱刺激が適していると臨床上考えられています。
Q3:ツボ押しを行う時間帯やタイミングはいつが最も効果的ですか?
A3:副交感神経を優位に導く目的から、入浴後のリラックスした時間帯や、就寝の30分前が最も適しています。また、朝の測定前や仕事の合間など、プレッシャーを感じた瞬間に数分間行うのも効果的です。ただし、食後30分以内や飲酒後、発熱時は血流配分が乱れるため刺激を控えてください。
Q4:家庭で突然、上が190mmHgまで跳ね上がった場合、どのツボを強く押すべきですか?
A4:ツボを探して押している場合ではありません。180mmHgを超える急激な上昇は「高血圧緊急症」または「高血圧切迫症」の可能性があります。直ちに静かな環境で横になり、頭痛、胸痛、視野狭窄、麻痺などの症状がないか確認してください。激しい痛みを伴う場合はためらわず救急車を呼び、症状がなくても安静状態で数値が下がらない場合は速やかにかかりつけ医へ連絡してください。 (出典: 血圧 下げる ツボ(Yahoo!ニュース))