ニラ植え替えの決定版!葉が細くなる原因と失敗しない株分け術
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株分けと植え替えを成功させるための核心は、大胆な「根切り」と「地上部のカット」にあります。植物を痛めないようにと根をそのまま残して植え直す初心者が多く見受けられますが、老朽化した古い根を残すことこそが生育不良を招く最大の要因です。
現場で実証されている確実な仕立て直しの手順は以下の通りです。
ステップ1:株の掘り上げと土落とし
株元の周囲10〜15cm外側にスコップを深く差し込み、地下茎を傷つけないよう注意深く掘り上げます。根鉢を手で軽く揉みほぐしながら、古い土を半分以上落とします。水を入れたバケツの中で揺すり洗いすると、根の絡まりが綺麗にほどけます。
ステップ2:正確な株分け作業
絡み合った茎の根元を観察し、地下茎でつながっている部分を手や消毒したハサミで切り離します。このとき、1株あたり3〜5本の茎が一塊になるように分けます。細すぎる茎や変色した茎はこの段階で間引き、太く充実した茎を選抜するのがポイントです。
ステップ3:根切りと仕立て直し(重要)
長く伸びすぎた根や黒ずんで弾力を失った老化根を、清潔な園芸ハサミで長さ5〜7cm程度にバッサリと切り揃えます。根を切る刺激によって「オーキシン」などの植物ホルモンが分泌され、切り口付近から白く活力のある新根(不定根)が爆発的に再生します。
ステップ4:地上部の切り戻し
地上部に長い葉が残っていると、蒸散作用によって株内の水分が急速に失われ、活着前に萎れてしまいます。葉の長さを地際から7〜10cm程度の高さで切り落とすことで、根と葉の水分バランスを整えます。
ステップ5:定植と水やり
プランターでは株間15〜20cm、地植えでは株間20〜25cm・条間30cmを確保して植え穴を掘ります。根を四方に広げるようにして浅めに据え、株元が埋まりすぎない高さで土を寄せます。定植直後は鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりを行い、土と根を密着させます。