クレペリン検査とは?落ちる人の特徴と判定基準・受かる対策のコツ

クレペリン検査とは?落ちる人の特徴と判定基準・受かる対策のコツとはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

クレペリン検査の正式名称は「内田クレペリン精神検査」と呼ばれます。ドイツの精神医学者エミール・クレペリンが発見した「連続加算作業における作業量の変化(作業曲線)」を基盤に、日本の心理学者である内田勇三郎が性格・適性診断テストとして発展させました。現在も株式会社日本精神技術研究所が用紙の供給や判定業務を行っており、半世紀以上にわたって採用や臨床現場で活用されています。

検査用紙には、各行に3から9までのアラビア数字がびっしりと並んでいます。受検者が行う作業は極めて単純です。隣り合う2つの数字を左から順に足し合わせ、その答えの1の位を用紙の数字と数字の間に鉛筆で書き込んでいきます。

ここで押さえておくべき基本が、繰り上がり計算のやり方です。足した合計が1桁ならそのまま書き(例:3+4=7)、合計が10以上になった場合は10の位を捨てて「1の位の数字のみ」を記入します(例:7+8=15なら「5」、6+4=10なら「0」)。引き算や掛け算は一切混ざりません。

全体の時間構成は、試験説明を除くと実質35分程度で進行します。

  • 前半作業:1行につき1分間×15行(計15分)
  • 休憩:5分間(完全な休息時間)
  • 後半作業:1行につき1分間×15行(計15分)

試験監督の「ハイ」という合図とともに、解いている途中の行を打ち切って即座に次の行の先頭へ移動します。これを前半15回、後半15回繰り返すことで、1分ごとの計算量をつないだ1本の折れ線グラフが浮かび上がります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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