車のギア「B」の意味とは?下り坂での正しい使い方と入れっぱなしの罠

車のギア「B」の意味とは?下り坂での正しい使い方と入れっぱなしの罠について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

Q1:走行中にDからB、あるいはBからDへ切り替えるとき、ブレーキペダルを踏む必要はありますか?
A1:ブレーキペダルを踏む必要はありません。アクセルペダルを踏んだままでも切り替えは可能ですが、急減速のショックを緩和し安全を確保するため、アクセルを軽く緩めた状態でシフトノブを「B」へ倒す操作が推奨されます。下り坂が終わって平坦路に出たら、走行中にそのままレバーを「D」に戻して全く問題ありません。

Q2:Bレンジで走るとエンジンがものすごい音で唸ります。壊れているのでしょうか?
A2:正常な動作です。特にハイブリッド車の場合、下り坂で駆動用バッテリーが満充電になると、それ以上電気を充電できないため、システムが自動的にガソリンエンジンを空転させて「エンジンブレーキ」を作動させます。燃料は噴射されておらず、単に空気を吸排気して抵抗を作っている音ですので、そのまま走行を続けて構いません。

Q3:ホンダのハイブリッド車(e:HEV)には「B」がありませんが、どうすればいいですか?
A3:近年のホンダ車(フィット、ヴェゼル、シビック等)では、シフトレバーのBの代わりにステアリング裏に設置された「減速セレクター(パドルシフト)」を採用しています。下り坂では左側のマイナス(−)パドルを引くことで減速力を4段階〜数段階に強めることができ、機能としてはBレンジと全く同じエンジンブレーキ・回生ブレーキ効果が得られます。

Q4:急な上り坂でパワーを出したいときにBレンジを使うのは効果がありますか?
A4:全く効果がありません。Bレンジはあくまで「減速専用」のプログラムです。従来のガソリン車の「L(ローギア)」のように登坂力を強化する機能は持っておらず、アクセルを踏み込んだときの最大駆動力はDレンジと変わりません。上り坂では迷わずDレンジのまま走行してください。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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