統合失調症で顔が変わる?感情平板化と薬の副作用を精神医学で解明
統合失調症で顔が変わる?感情平板化と薬の副作用を精神医学で解明についての真相をお届けします。
結論から言えば、「顔そのものの骨格が変わる」わけではない。しかし、周囲が受ける顔貌の印象は劇的に変わり得る。国際的な診断基準であるDSM-5-TRやICD-11においても、統合失調症の中核的な症状として感情の表出低下が定義されている。喜怒哀楽を表情に乗せる筋肉の微細な連動がストップすることで、対面する相手には「冷たい」「生気がない」「顔つきが変わった」と映るのだ。
この知覚の変化は、病気の進行に伴う神経生物学的な変化と、治療過程で生じる身体的反応の双方が重なり合って生じる。単なる気のせいではなく、客観的な医学的現象として説明がつく。