なぜ伝説に?金曜ロードショー『コマンドー』吹き替え名言の裏側を徹底解説
なぜ伝説に?金曜ロードショー『コマンドー』吹き替え名言の裏側を徹底解説について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご覧ください。
主演のアーノルド・シュワルツェネッガー演じるジョン・メトリックス大佐。その力強さと愛嬌を完璧に表現したのが、声優の玄田哲章だ。重厚でありながらどこかチャーミングな声質は、シュワルツェネッガー本人が「自分の声を吹き替えるなら彼しかいない」と公認したほどのハマリ役である。
敵をなぎ倒す無敵のヒーロー像は、玄田の演技によって日本のお茶の間に深く浸透した。ただ強いだけではない。娘を奪われた父親の凄まじい執念と、敵に対する容赦のないジョーク。その落差を声一つで表現し切る技量は、まさに職人芸と言える。ハリウッドの肉体派スターと日本の名声優によるタッグは、日本語吹き替え文化のひとつの到達点を示している。