119番はどこにつながる?スマホ発信で別地域へ転送される驚きの真相

119番はどこにつながる?スマホ発信で別地域へ転送される驚きの真相に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

スマートフォンのタッチパネル誤作動や、ポケット・バッグの中での画面圧迫、子どものいたずら、あるいは近年のスマートウォッチ・車載事故通報機能の誤検知によって、意図せず119番が発信されてしまうケースが急増しています。このとき、最もやってはならない致命的なタブーが「焦って無言のまま通話を切断すること」です。

消防の現場運用において、通報が入った直後に無言で切れた、あるいは物音だけが聞こえて切断された回線は、単なる間違い電話としては処理されません。「強盗やDVに脅されて電話を切られた」「通報者が意識を失って倒れた」「急性心筋梗塞で受話器を取り落とした」といった緊急重態の可能性を排除できないためです。

無言切断が発生した場合、消防指令センターは直ちに発信元へ「逆信(折り返し電話)」をかけます。これに応答がない場合、位置情報通知システムを緊急稼働させて端末の位置を特定し、最悪の場合はパトカーや救急車、消防車が現地へ緊急臨場する事態へと発展します。無駄なサイレンが鳴り響き、現場周辺が大騒ぎになるばかりか、同じタイミングで起きていた本物の心肺停止事案への出動が遅れかねません。

もし誤って発信してしまった場合は、通話がつながった瞬間に慌てず「すみません、操作を誤った間違い電話です。救急も火事もありません」とはっきり伝えてください。指令員が「分かりました、怪我などはありませんね?」と安全を確認した上で通話を終了すれば、捜索や逆信が動くことは一切ありません。

呼ぶべきか迷った命綱「#7119」の活用

「夜中に熱が40度近くまで上がった」「手足にしびれがあるが歩ける」など、今すぐ救急車を呼ぶべきか翌朝の受診を待つべきか判断がつかない時は、救急安心センター事業「#7119」へダイヤルするのが賢明な選択です。専門の医師や看護師が電話越しに問診を行い、緊急性が高ければそのまま119番へ転送して救急要請を行い、緊急度が低ければ当番制の夜間当直医療機関を案内してくれます。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest