急に蕁麻疹が出てかゆい原因とは?応急処置と受診目安を徹底解説
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蕁麻疹の大半は数十分から数時間、長くても24時間以内に痕を残さず消退しますが、発疹が局所にとどまらず全身へ急速に拡大している局面では、厳重な警戒が求められます。
注意すべき病態が、アレルギー反応や強い過敏反応に伴うアナフィラキシーショックです。皮膚症状だけでなく、粘膜や呼吸器、消化器、循環器など複数の臓器に症状が同時に連鎖した場合、短時間で気道閉塞や急激な血圧低下を招き、生命危機に直結します。
救急搬送の要否を判断する鍵となるのが、以下の初期徴候の有無です。
- 呼吸器の異常:息が苦しい、ゼーゼー・ヒューヒューという喘鳴がある、声がかすれる、激しい咳き込み
- 粘膜症状(血管性浮腫):唇や舌、まぶた、のどが急激に腫れ上がり、つばや水分を飲み込みにくい
- 消化器症状:突然の激しい腹痛、吐き気、連続する嘔吐、下痢
- 循環器・神経症状:めまい、立ちくらみ、顔面蒼白、冷や汗、手足の震え、意識が朦朧とする
皮膚の発疹とともにこれら複数の兆候が1つでも現れた場合、自家用車での通院ではなく、直ちに119番通報して救急車を要請してください。過去にアレルギー診断を受けてアドレナリン自己注射薬(エピペン)を処方されている場合は、迷わず大腿部前外側への筋肉注射を実施することが不可欠です。