柴犬の警察犬は実在する?難関審査を突破した軌跡と驚きの実態を追う

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柴犬の警察犬として全国的な知名度を誇り、パイオニアとして歴史に名を刻んだのが、岡山県警の嘱託警察犬として活躍したメスの柴犬「二葉(ふたば)」です。

二葉はもともと特別な血統を持つエリート犬ではなく、一般家庭で飼われていたごく普通の柴犬でした。飼い主とともに家庭犬のしつけ訓練を始めたことをきっかけに才能を見出され、岡山県警の嘱託警察犬審査会に挑戦します。しかし、周囲が大型のシェパードばかりという異様な空気感や柴犬特有の気まぐれさもあり、当初は不合格を繰り返しました。

転機となったのは、指導手との信頼関係を極限まで深めた継続的なトレーニングでした。柴犬の「納得すれば徹底的にやり抜く」という職人気質な集中力を開花させ、2011年に見事合格を果たし、岡山県警初の「柴犬警察犬」が誕生しました。この快挙は地元メディアのみならず全国ニュースでも大きく報道され、「柴犬でも警察犬になれる」という事実を日本中に証明しました。

二葉はその後、行方不明者の捜索活動などに実際に出動したほか、防犯イベントや啓発活動でも絶大な人気を博しました。2019年に惜しまれつつこの世を去りましたが、二葉が切り拓いた道は今なお多くのドッグトレーナーや飼い主に勇気を与え続けています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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