パティ&ジミーの意外な設定と現在!70年代名作の真実

パティ&ジミーの意外な設定と現在!70年代名作の真実の要点を詳しく解説してご紹介します。

サンリオの歴史を紐解く上で、1970年代はまさに「キャラクター文化の夜明け」と呼ぶべき変革期でした。1974年に登場したパティ&ジミーは、同年デビューのハローキティや翌1975年誕生のマイメロディ、リトルツインスターズ(キキ&ララ)と並び、初期サンリオの屋台骨を支えた伝説的な存在です。

サンリオ 70年代 キャラクターの多くが動物や妖精をモチーフにしていた中、パティ&ジミーは極めて珍しい「等身大の人間の少年少女」として生み出されました。開発の舞台裏には、当時の日本の若者層を席巻していたアメリカ西海岸カルチャーや、カントリー調のライフスタイルへの強い憧憬がありました。

舞台として設定されたのは、アメリカ中西部に位置するカンザスシティの郊外です。当時の制作関係者の証言やアーカイブ資料によると、日本の少女たちにとって「遠い異国の自由で開放的な暮らし」を身近に感じられる窓口として、徹底的に現地の空気感を落とし込んだデザインが施されました。チェック柄のサロペットやパッチワーク、温かみのあるカントリー調の配色は瞬く間に当時の小中学生を虜にし、1975年の『いちご新聞』創刊期における看板キャラクターへと登り詰めました。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest