8畳正方形レイアウトの正解|なぜ狭く見える?家具配置のプロ奥義
8畳正方形レイアウトの正解|なぜ狭く見える?家具配置のプロ奥義についての最新情報をご紹介します。
WebメディアやSNSのルームツアー動画では、「正方形の部屋はレイアウトの自由度が高い万能の間取り」と紹介されるケースが散見されます。しかし、これは住居設計の現場から見れば極めて危険な誤解です。
実際には、正方形の間取りは「ゾーニング(空間の機能分割)の難易度が極めて高い間取り」です。長方形であれば、「奥を睡眠エリア、手前をリビングエリア」というように縦に連続した自然な区切りが作れます。ところが正方形で同じことを試みると、空間を無理やり田の字型や左右に二分することになり、部屋全体が細切れの狭小スペースに分断されてしまいます。
また、「部屋の真ん中に大きなラグを敷いてリビングの中心を作ると落ち着く」というネット上のアドバイスも、8畳正方形においては逆効果になるケースが多々あります。正方形のど真ん中に円形や正方形のラグを置くと、中央のデッドスペースが視覚的に強調され、周囲を取り囲む家具の圧迫感が際立ってしまいます。ラグを敷くなら、あえてベッドサイドやデスクの足元など「特定の機能エリアに引き寄せて部分敷き」にするのが、空間を広く見せるためのプロのセオリーです。