アサギマダラが好む花と飛来の真相|なぜフジバカマにオスが集まる?
アサギマダラが好む花と飛来の真相|なぜフジバカマにオスが集まる?の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。
アサギマダラが好む花と飛来の真相|なぜフジバカマにオスが集まる?の背景について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
アサギマダラを観察あるいは庭へ誘致する際、最も多くの人が混同するのが「成虫が吸蜜する花」と「幼虫が育つ食草」の根本的な違いです。成虫はエネルギー源となる糖分と前述のPA物質を求めてキク科やムラサキ科の花を訪れますが、母蝶が卵を産み付けるのはまったく異なる植物群です。
幼虫が食べる植物は、キョウチクトウ科(旧ガガイモ科)のつる性常緑木本であるキジョランやイケマ、カモメヅル類に限定されます。これらの植物には強い強心配糖体(毒成分)が含まれており、幼虫期からその毒を体内に蓄積することで天敵から身を守っています。「庭にキジョランを植えても成虫が華やかに舞うわけではない」という点は、ガーデナーが知っておくべき基本的な生態ルールです。
植物名役割と含まれる主成分開花・利用時期誘引力・栽培特性フジバカマ(原種)成虫吸蜜/ピロリジジンアルカロイド9月〜10月下旬(秋の南下時)極めて高い。秋の庭づくりの主役だが乾燥に弱い。ヒヨドリバナ成虫吸蜜/ピロリジジンアルカロイド8月〜10月(夏〜初秋)高い。山野草として自生し、冷涼な半日陰を好む。スイゼンジナ(水前寺菜)成虫吸蜜/微量アルカロイド・糖分10月〜11月(晩秋)中〜高。食用野菜でもあり、開花期が遅いため南下終盤に重宝。スナビキソウ成虫吸汁/高濃度ピロリジジンアルカロイド5月〜6月(春の北上時)海岸沿いで爆発的。砂地特有の環境が必要で庭栽培は高難度。キジョラン(食草)幼虫食草/強心配糖体(毒成分)通年(常緑つる性植物)産卵用。日陰の湿潤な樹木下に育ち、繁殖には広いスペース必須。