Vp管とは?Vu管との違いや耐圧規格・正しい用途を専門家が徹底解説
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給水装置工事主任技術者や管工事施工管理技士といった実務の専門家に取材を行うと、塩ビ配管の漏水事故の8割以上は「部材の不良」ではなく「作業プロセスの省略」に起因している実態が浮かび上がります。
現場のベテラン職人は次のように証言します。『塩ビ配管の接合は接着剤を塗って差し込むだけに見えるため簡単と思われがちですが、実際は化学溶着です。管の端部を面取りせずに差し込むと、継手内面の接着剤が奥へ掻き削ぎ落とされ、肝心の接合面が無接着状態(ドライ接合)になってしまいます。通水直後は水圧に耐えても、数か月後にすっぽ抜けて床下浸水になる事例が後を絶ちません』
さらに、接着剤を塗布して挿入した直後の「押し込み保持(抜け戻り防止)」を怠るミスも散見されます。塩ビ継手の受口はテーパー構造(奥に行くほど狭くなる構造)になっているため、挿入直後は材料の反発力と溶剤ガスの圧力によって管が押し戻される力が働きます。規定時間の手動保持を行わずに手を離すと、数ミリ押し戻された状態で固着し、強度が半減する原因となります。