いわしの干物はフライパンが正解?煙を抑えてふっくら極上に焼くプロの技

いわしの干物はフライパンが正解?煙を抑えてふっくら極上に焼くプロの技の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

魚焼きグリルの後片付けに悩む生活者に最も支持されているのが、フライパン調理です。「フライパンで魚を焼くとパサつく、あるいは油っぽくなる」という声が聞かれますが、これは調理器具の特性に合わせた油分のコントロールと蒸気管理ができていないことに起因します。

フライパンで専門店レベルの焼き上がりを実現するための決定打は、耐熱クッキングシート(または魚焼き用アルミホイル)の活用です。シートを敷くことで、魚自体の皮が金属面に直接焼き付くのを防ぐだけでなく、染み出た余分な脂を適度に逃がし、後片付けはシートを捨てるだけで完了します。

焼き方の黄金ステップは以下の通りです。

  • ステップ1(予熱と配置):フライパンにクッキングシートを敷き、油は引かずに中火で30秒ほど温めます。いわしの干物は、「盛り付けるときに上になる面(開きなら皮目、丸干しなら頭を左)」から先に焼き始めます。
  • ステップ2(中弱火で蓋をして蒸し焼き):火加減を中弱火(とろ火の一歩手前)に落とし、ぴったりと蓋をして約3分〜4分加熱します。密封状態で加熱することで、いわし自身の水分と脂が蒸気となり、身の中心部までふっくらと火が通ります。
  • ステップ3(裏返しと水分飛ばし):焼き色がついたら裏返し、ここからは「蓋を外して」中火で2分〜3分焼き上げます。蓋を外すことで内部にこもった余分な水分が蒸発し、皮目がパリッと香ばしく仕上がります。

なお、甘辛いタレに漬け込まれたいわしのみりん干しは、糖分(ブドウ糖・果糖)が熱によって急激にメイラード反応とカラメル化を起こすため、極めて焦げやすい特徴があります。みりん干しを焼く際は、クッキングシートを敷いたフライパンで「極弱火」をキープし、絶対に目を離さずにじっくり加熱することが失敗を防ぐ鉄則です。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest