二糖類の覚え方を完全攻略!還元性の見分け方と合格直結の語呂合わせ
今注目を集めている 二糖類の覚え方を完全攻略!還元性の見分け方と合格直結の語呂合わせについて、主要な情報をご紹介しています。
Q1:二糖類の還元性の有無を一発で見分ける最も簡単な目印は何ですか?
A1:環状構造の「エーテル酸素(-O-)」の隣にある炭素に直接「-OH」が結合している箇所(ヘミアセタール構造)を探してください。二糖類全体を見渡して、この構造が1つでも残っていれば水溶液中で環が開いてアルデヒド基を生じるため還元性ありです。スクロースやトレハロースのように、結合に使われてこの構造が完全に塞がっている場合は非還元性となります。
Q2:セロビオースとマルトースは同じグルコース2分子なのに何が違うのですか?
A2:結合しているグルコースの立体配置が異なります。マルトースはα-グルコース同士がα-1,4結合しており分子が同じ向きで連なりますが、セロビオースはβ-グルコース同士がβ-1,4結合しています。β結合では手をつなぐために片方のグルコースが180度上下反転して結合するため、直線的な分子構造をとり、これが植物の骨格となる強固なセルロースの性質につながります。
Q3:なぜスクロースの分解酵素はインベルターゼと呼ばれることがあるのですか?
A3:加水分解反応の前後で、水溶液の旋光性の符号が反転(転化=Inversion)することに由来します。スクロース水溶液はもともと右旋光性を示しますが、加水分解によって生じる混合物(転化糖)はフルクトースの強い左旋光性によって全体として左旋光性を示します。この現象を起こす酵素であることからインベルターゼ(Invertase)と命名されました。