ヌートバーはなぜ日本代表へ?知られざる出場資格と母・久美子さんの絆
ヌートバーはなぜ日本代表へ?知られざる出場資格と母・久美子さんの絆について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
ヌートバー選手の日本に対する深い愛着は、母・久美子さんの存在なしには語れません。アメリカ人の父・チャーリーさんと日本人の母・久美子さんの間に生まれた彼は、幼少期から家庭内で日本文化に触れて育ちました。食卓には納豆や白米、味噌汁が並び、母からは礼儀や周囲への感謝の心を徹底して教え込まれました。
彼のフルネームは「ラーズ・テイラー=タツジ・ヌートバー(Lars Taylor-Tatsuji Nootbaar)」。ミドルネームの「タツジ」は、日本に住む母方の祖父・榎田達治さんの名前に由来しています。日本名として親しまれる「榎田達治」という名前は、彼にとってただの記号ではなく、自分を支えてくれた家族の歴史そのものです。
少年時代、日本から遠征に来ていた高校野球の選抜チーム(田中将大投手らが出場)のバットボーイを務めた経験もあり、ヌートバー選手は幼い頃から「いつか日本代表のユニフォームを着てプレーしたい」と周囲に語っていました。侍ジャパン入りは、母への親孝行であると同時に、彼が長年抱き続けてきた夢の結実でもあったのです。