中1期末テストで点数が急落する罠!9教科攻略と80点の壁を破る秘策
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多くの中学校で5月中旬から下旬に実施される最初の中間テストは、いわば中学校生活への「入門編」です。出題範囲は小学校の復習や基礎的な計算ルール、英語のアルファベットや簡単な自己紹介程度にとどまり、学年全体の平均点も各教科65〜70点前後と高めに推移します。そのため、特別な対策をしていなくても80点台や90点台を連発できる生徒が珍しくありません。
期末テストと中間テストの難易度比較において、生徒たちが最も油断しやすいのがこの「小学校の貯金」による成功体験です。個別指導大手の森塾が発信する指導知見でも指摘されている通り、中学校の学習は「小学校の内容が完全に定着していること」を前提として猛烈なスピードで進みます。1学期の期末テストを迎える6月下旬になると、数学では正負の数の四則混合算から文字と式へ、英語ではbe動詞と一般動詞の混在や疑問文・否定文の文法規則へと一気に抽象度が跳ね上がります。
生徒が「中間テストと同じ感覚」でテスト1週間前からノートを見直す程度の勉強で挑むと、問題の分量と難度に圧倒され、時間が足りずにペンが止まります。これが、保護者から見れば「突然成績がボロボロになった」と映る、期末テストで点数が落ちる理由の根本的なメカニズムです。本人の地頭が悪くなったのではなく、テストの性質が「知識の確認」から「演習量の差をあぶり出す選抜試験」へと変貌しているのです。