文献調査とは?ネット検索との違いや失敗しない手順・活用法を徹底解説
文献調査とは?ネット検索との違いや失敗しない手順・活用法を徹底解説に関する主要な事実を丁寧にまとめました。詳細な解説をご覧ください。
Q1:大学の卒論作成における文献調査では、何本くらい論文を読めば十分ですか?
A1:文系・理系や専攻分野によって差はありますが、学部生の卒業論文であれば最低でも20〜30本程度の関連論文に目を通し、そのうち中核となる10〜15本を参考文献として本文中で精緻に引用・検討するのが一般的な目安です。修士論文や専門性の高い分野では50〜100本以上を精査することも珍しくありません。数そのものよりも、その分野の「基幹となる古典的論文」と「直近3〜5年の最新動向」がバランスよく網羅されているかが評価されます。
Q2:CiNii ResearchとGoogle Scholarはどちらを優先して使うべきですか?
A2:調査のテーマによって明確に使い分けます。日本の社会問題、国内の教育、日本文学、地域研究など日本語で蓄積されてきたテーマを調べる場合は「CiNii Research」を最優先すべきです。一方、理工系・医薬系などの国際的な自然科学分野や、最先端のグローバルな知見、被引用回数の多い世界的な権威の論文を探したい場合は「Google Scholar」が威力を発揮します。まずはCiNiiで国内の動向を俯瞰し、深掘りの段階でGoogle Scholarを併用するのが堅実な戦略です。
Q3:レポートや論文でWebサイトを文献として引用しても問題ありませんか?
A3:原則として、個人のブログ、まとめサイト、企業の宣伝を目的としたオウンドメディアの引用は学術レポートでは認められません。ただし、官公庁が発表した白書や統計データ、国連などの国際機関が公表した公式レポート、または学術機関が公開している一次資料アーカイブであれば引用可能です。その場合でも、URLだけでなく、発行機関名、文書の正式タイトル、公開日、および自身がアクセスした「最終閲覧日」を参考文献欄へ厳密に明記する必要があります。