世界が熱狂するピックルボールとは?全米席巻の理由と日本での始め方

世界が熱狂するピックルボールとは?全米席巻の理由と日本での始め方とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

ピックルボールが持つ独特の奥深さは、考え抜かれたピックルボールのルール設計にあります。初級者から上級者までが公平かつ安全に打ち合えるよう、以下の3大原則が設定されています。

第一に「アンダーハンドサーブ」です。サーブは必ず腰より低い位置から下から上に打たなければならず、テニスのような強烈なオーバーヘッドサーブで一方的にポイントが決まる事態を防いでいます。

第二に「ツーバウンスルール」です。サーバーが打った球はレシーバー側で1度バウンドさせ、さらにレシーバーが打ち返した球もサーバー側で1度バウンドさせてから返球しなければなりません。つまり、サーブとリターンの双方がバウンドするまでボレー(ノーバウンド処理)が禁止されており、サーブ側の圧倒的優位が打ち消される設計となっています。

そして最大の特徴が、ネットの両側約2.13メートル(7フィート)に設定された「ノンボレーゾーン(通称:キッチン)」の存在です。プレーヤーはこのゾーン内に足を踏み入れた状態でノーバウンドのボールを打つことが禁止されています。ネット際で強引なスマッシュを叩き込むことができないため、プレーヤー同士がキッチンの手前に陣取り、互いに低く繊細なドロップショット(ディンク)を打ち合って相手の体勢を崩すハイレベルな駆け引きが生まれます。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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