空の巣症候群を克服する処方箋|子供の自立後の喪失感とうつ病予防法
空の巣症候群を克服する処方箋|子供の自立後の喪失感とうつ病予防法にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
見過ごしてはならないのが、身体的なホルモン変化と重なるタイミングです。特に40代後半から50代にかけての子どもの自立は、性ホルモンの急減に伴う更年期障害の併発と重なりやすく、動悸やホットフラッシュ、不眠といった身体症状が精神的ダメージを増幅させます。
さらに警戒すべきは、一過性の落ち込みを超えたうつ病への移行です。通常、空の巣症候群の情緒不安定は波があり、友人との外出や時間の経過とともに少しずつ和らぎます。しかし、以下のような兆候が現れた場合は精神科や心療内科への受診を躊躇すべきではありません。
【医療機関の受診を検討すべきサイン】
・食事の味が一切しなくなり、急激な体重減少がある
・「自分は家族の重荷だ」「消えてしまいたい」という自責念慮が続く
・日常生活の基本動作(入浴、着替え、買い物)が困難になる
・睡眠薬がないと全く眠れない状態が1か月以上続いている