フトアゴヒゲトカゲ「魔の3ヶ月」の真相!ベビーの突然死を防ぐ飼育術
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生後3ヶ月までの餌やりは「量」と「タイミング」の緻密な管理が求められます。主食となる生餌(イエコオロギまたはデュビア)は、「両目の間の幅よりも小さいサイズ」を徹底してください。このサイズ制限を破ることが、幼体の誤嚥や消化器事故の最大要因です。
給餌頻度は1日2回〜3回、生体が10分程度で食べきれる量を腹八分目で与えます。毎回必ずリンを含まない「カルシウムパウダー(ビタミンD3入りと無添加を適切に併用)」を薄くダスティングして給餌します。
消化器トラブルを絶対に防ぐための鉄則が「消灯前の給餌禁止」です。消灯(ライトオフ)の最低2時間前には給餌を終え、十分なバスキングを行わせて胃内容物の初期消化を完了させなければなりません。夜間に未消化物が胃内に残ると、翌朝には腐敗性の消化不良を引き起こします。
急に食べるのをやめてしまう拒食が発生した場合は、まずケージ温度を疑い、次に生餌の脚をもいで食べやすくする、コオロギの体液を口元に塗るなどの刺激を与えます。排便が数日滞っている場合は、35℃前後のぬるま湯で5〜10分程度の浅い温浴を行うことで、腹部を温めて排便を促すアプローチが効果的です。ただし、体力を著しく消耗している個体の長時間の温浴は逆効果になるため、生体の様子を注視しながら実施する必要があります。