なぜ割る2?三角形の面積の求め方全公式と裏ワザをプロが徹底解説

なぜ割る2?三角形の面積の求め方全公式と裏ワザをプロが徹底解説の背景について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

難関大受験生の間で「時短ワザ」として重宝されているのが、解析幾何や代数的手法を駆使した面積計算です。中でも座標から三角形の面積を求める裏ワザとして有名なのが「たすき掛け公式(靴ひも公式/サラスの変形)」です。原点 $(0,0)$ と任意の2点 $(x_1, y_1), (x_2, y_2)$ を頂点とする三角形の面積は、以下のシンプルな式で完結します。

$S = \frac{1}{2} |x_1 y_2 - x_2 y_1|$

もし原点以外の3点であっても、いずれか1つの頂点が $(0,0)$ に重なるよう全体を平行移動させれば、わずか十数秒で答えに到達します。これを発展させたのが高校数学Cで扱うベクトル 三角形面積 公式です。2つのベクトル $\vec{a}, \vec{b}$ が張る平行四辺形の面積(外積の大きさ)を半分にするという考え方に基づき、内積と絶対値を用いた式で表されます。空間座標における三角形の求積など、高さの幾何学的特定が極めて難しい難問では、このベクトル公式が唯一無二の突破口になります。

ただし、この裏ワザには危険な影が存在します。記述式試験の採点基準において、成分のクロス積を唐突に適用すると、論理の飛躍として減点対象にされるリスクがゼロではありません。大手予備校の数学科講師は「裏ワザは検算用、あるいは答えのみを要求される共通テスト・マーク式に限定するのが賢明」と警鐘を鳴らしています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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