海上保安学校は給料が出る?倍率・難易度と大学校との違い・評判を徹底検証
海上保安学校は給料が出る?倍率・難易度と大学校との違い・評判を徹底検証について知っておくべき ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。
海上保安学校の最大の特徴は、一般的な専門学校や大学とは異なり、入学した時点で海上保安庁の職員(国家公務員)として採用される点にあります。京都府舞鶴市のキャンパスで学ぶ期間は「教育訓練を受けている勤務時間」と位置づけられるため、学費や入学金が一切かからないどころか、毎月の給与が保障されています。
人事院の給与規程および海上保安庁の公表資料に基づくと、在学中の学生には「学生手当」として月額約15万8,000円〜16万5,000円程度(法改正や改定により変動あり)が支給されます。さらに、年2回の期末・勤勉手当(民間企業のボーナスに相当)も支給されるため、在学中の年収ベースでも200万円を超える計算です。
学生寮での生活にかかる居住費や水道光熱費は公費負担であり、日々の食事や制服、教材類も無償で貸与・支給されます。生活費を極限まで抑えられるため、「親に学費の負担をかけたくない」「手当の大部分を貯蓄や自己研鑽に回したい」と考える学生にとって、極めて恵まれた経済環境が整っています。
卒業後の給与体系は、危険や過酷な環境を考慮した「公安職俸給表(一)」が適用されます。一般の行政職公務員に比べて基本給のベースが約12%高く設定されており、配属後は乗務手当や夜間当直手当、航海手当などが加算されます。高卒後すぐに現場へ配属された場合でも、20代前半で年収380万〜450万円前後に達するケースが珍しくありません。