生卵の賞味期限切れはいつまで?加熱の安全基準と正しい保存法
生卵の賞味期限切れはいつまで?加熱の安全基準と正しい保存法の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
一般に市場へ出回る卵のパックに記載されている日付は、業界団体である日本卵業協会が定めた基準に基づいている。同協会が策定した賞味期限表示ガイドラインでは、年間を通じて安心して生食できる期間を、夏場や冬場といった季節ごとの平均気温を考慮して算出している。具体的には、卵が産み落とされてから年間平均気温21度以下であれば約2週間(16日以内)を基準として設定しているのだ。
多くの消費者が誤解している衝撃の事実がある。それは、賞味期限切れ=腐敗ではないという点だ。この基準は元々、卵の内部で増殖する恐れのあるサルモネラ属菌の増殖スピードを計算し、菌が人体に害を及ぼすレベルに達しない安全圏として算出されている。したがって、適切な冷蔵保管(10度以下)がなされていれば、期限が切れてから数日から1週間程度経過していても、加熱処理を行えば安全に消費できるケースが多い。