【柏通り魔事件】竹井聖寿の現在は?無期懲役判決の真相と生い立ちの闇
【柏通り魔事件】竹井聖寿の現在は?無期懲役判決の真相と生い立ちの闇の背景について、専門知識を詳しくお届けします。
逮捕後、竹井の刑事責任能力を判断するために大規模な精神鑑定が実施されました。弁護側は犯行時の心神喪失または心神耗弱を主張しましたが、精神鑑定の結果、竹井にはパーソナリティ障害の傾向が認められるものの、善悪の判断能力や行動を制御する能力は保たれており、「完全責任能力あり」との結論が下されました。
2015年5月から千葉地裁で始まった裁判員裁判の法廷において、竹井は再び異様な振る舞いを繰り返しました。法廷内で突然大声を出したり、不規則発言を繰り返したり、最終意見陳述では「早く死刑にしてください」と叫ぶなど、司法の場を挑発し続けました。検察側は「金品目当ての強盗殺人と無差別殺人を融合させた極めて冷酷な犯行」として無期懲役を求刑しました。
2015年6月12日、千葉地裁は検察側の求刑通り竹井に無期懲役の判決を言い渡しました。殺害された被害者が1名であったことなどから、過去の量刑判断基準(永山基準)を考慮して死刑は回避されたものの、裁判長は「更生の可能性は著しく乏しく、社会から無期限に隔離することが不可欠」と断罪しました。その後、弁護側が控訴・上告したものの棄却され、無期懲役刑が正式に確定しました。