サッカー日本代表の世界ランキング最新順位!W杯ポット分けの全貌

サッカー日本代表の世界ランキング最新順位!W杯ポット分けの全貌を詳しくリサーチ! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

SNSやネット掲示板では、代表戦のたびに「アジアの格下に大勝したのになぜポイントがほとんど増えないのか」「強豪と引き分けただけでなぜ順位が落ちるのか」といった疑問や誤解が頻繁に飛び交います。この背景には、2018年以降に採用されている「SUM方式(Eloレーティング)」の緻密な計算式が存在します。

現行の計算式は以下の通りです。

P = Pbefore + I × (W - We)

ここで最も重要な変数が「I(試合の重要度係数)」と「We(対戦結果の期待値)」です。

重要度係数(I)は、国際親善試合ではわずか「10」に設定されているのに対し、W杯アジア予選では「25」、アジアカップ本大会では「35〜40」、W杯本大会では最大「60」まで跳ね上がります。つまり、親善試合でいくら勝利を重ねても獲得できるポイントは微々たるものに過ぎません。

さらに厄介なのが期待値(We)です。世界ランキング15位の日本が、例えば100位以下の国と対戦する場合、計算上の日本の勝率は「90%以上勝って当然」と設定されます。この試合に勝利しても得られるポイントはわずか「0コンマ数点」。万が一引き分けや敗戦を喫しようものなら、大量のポイント(10〜20点以上)を一度に剥奪される計算構造になっています。

「勝っても増えず、引き分け以下で大暴落する」という非対称なリスクを背負いながら戦うのが、現在の日本代表が置かれたリアルな戦場です。ネット上で散見される「親善試合で若手ばかりを試して実験すべきだ」という安易な意見は、このランキング防衛という観点における致命的なリスクを見落とした論調と言わざるを得ません。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest