ピンナップとは?ポスターとの決定的な違いや語源の真相・プロ直伝の飾り方

ピンナップとは?ポスターとの決定的な違いや語源の真相・プロ直伝の飾り方とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

ネット上のQ&Aサイトや知恵袋などで散見される「ピンナップに関する誤った常識」について、印刷・保存技術の観点から誤解を正していきます。

誤解1:アイロンを直接かければピンナップの折り目は完全に消える?

【真相:大失敗の原因になります】
雑誌のピンナップに使われる用紙の多くは、発色を良くするために表面に顔料を塗布した「微塗工紙・コート紙」です。高温のアイロンを直接当てたりスチームを噴射すると、熱でインクが変質・融着したり、蒸気で紙の繊維が波打って二度と元に戻らなくなります。折り目を和らげたい場合は、必ず厚手のあて布を敷き、「ドライ・低温(80〜100℃程度)」で短時間だけ裏面から優しく押さえるのが鉄則です。

誤解2:セロハンテープで壁に貼っても綺麗に剥がせる?

【真相:数ヶ月で油分が紙に浸透し、茶色いシミになります】
一般的な透明セロハンテープや粘着力の強い両面テープは、時間の経過とともに粘着剤が酸化し、紙の繊維内部まで油分が染み込みます。剥がす際に印刷面が破れるだけでなく、不可逆な変色を引き起こすため、直接テープを貼る行為は絶対に避けてください。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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